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成田ゆめ牧場オートキャンプ場

Jan.13-14, 2001 今年最初のキャンプ

千葉県下総町に「成田ゆめ牧場」という観光牧場がある。羊や牛とふれ合える場所なのだが、道路をはさんでオートキャンプ場が隣接している。首都圏からのアクセスもよく、トップシーズンにはかなり混みあう場所である。今年度最初のキャンプは、この「成田ゆめ牧場キャンプ場」を利用することにした。さすがに、キャンプ場はガラガラで、我が家のほかに飛び込みのキャンピングカーが1台あるだけ。4度目の利用なのだが、いつもの混みぐあいを考えるとうそのような状態である。

天気予報では、利用予定日の夜半から「雪!」となっている。しかし、今回は、テント泊ではなく、トレーラーハウスを利用する予定なので、ちょっとやそっとではキャンセルするつもりはない。普段テントでのキャンプに慣れていると、トレーラーハウスの料金はとても高く感じられるが、今回は季節料金ということで、一人2100円、という格安の料金で利用できる。21世紀、ということでこの料金らしい。(人数が多いと、結局かなりの金額になってしまうのだが)

キャンプ場を利用すると、「ゆめ牧場」の入場料も、かなり安くなる。普通に入ると、大人一人1200円なのだが、キャンプ場にチェックインした後だと、2日間で800円の割引券を購入することができる。1日400円なので、とても安い。このキャンプ場を利用するなら、ぜひ先にチェックインすることをお勧めする。

成田ゆめ牧場オートキャンプ場:イメージ1

キャンプ場に3時ごろに到着し、そのままゆめ牧場で遊ぶ。曇り空でかなりの冷え込みということもあり、土曜日だというのにガラガラ。羊や牛ともゆっくり遊ぶことができた。ここのアイス・ソフトクリームはとてもおいしいので、これもお勧め。牧場施設のほかに、アスレチックや釣堀、アーチェリーや変形自転車などもできる。一つ一つ料金がかかってしまうのが困り物だが、乳しぼりやあひるのレースなど無料のイベントもあるので、たっぷり楽しむことができた。

成田ゆめ牧場オートキャンプ場:イメージ3 成田ゆめ牧場オートキャンプ場:イメージ2

暗くなるまで遊んでから、キャンプ場へ戻る。トレーラーハウスは標準的な広さ。入り口右側がリビングとキッチンで、左側が4人分の2段ベッドになっている。キャンプをしている多くの人があこがれるのが、トレーラーハウスだと思うが、やはりこの大きさが問題になってしまうだろう。最低でもこの位の広さががないと意味がないし、かといってこれでは駐車場の確保でさえままならない。外観から覚悟していたものの、設備などはやや古め。とにかく寒かったので、まず暖房を入れようとしたが、エアコンしかない。スイッチを入れてもなかなか温まらないので、こんなこともあろうかと持ち込んでいたセラミックヒーターも併用することにした。炊飯器と電気ポットが備え付けられていたので、さっそくお湯をわかそうとしたが、電気ポットのコードが見当たらない。しかたなく、ガスでわかした。シャワーやトイレも使用できないとのこと。備え付けの大型冷蔵庫も使えず、代わりに小型の冷蔵庫が置かれていた。しかし、キッチンの蛇口からはきちんとお湯が出るので、これだけでも非常にありがたい。

家族そろって食事の準備をして、トランプで遊んだりのんびり過ごす。やっていること自体はいつもと変わらないはずなのに、キャンプでやるとなぜこんなに楽しいのだろう。あっという間に時間がたってしまった。

成田ゆめ牧場オートキャンプ場:イメージ4 成田ゆめ牧場オートキャンプ場:イメージ5

翌朝、目覚めてみると、天気予報はすっかりはずれ、青空が広がっている。ただし、冷え込みだけはものすごく、一面真っ白な霜におおわれている。「しまった」と思ってキッチンの蛇口をひねったが、案の定凍りついてしまって、一滴も水が出ない。トレーラーハウスの場合、配管は外にあるので、寒さには案外弱いようだ。しかたしかたなく、キャンプ場の方の水道を利用しに行ったが、こちらも蛇口からつららがたれるほど凍り付いている。ようやく、1個所水が出たので寒さをこらえながら顔を洗うことができた。家に閉じこもっていたら経験できない冬の味わいだった。

<キャンプ場の○と×>

・季節料金ながら、格安の利用料金。オートキャンプも、1台2100円です。
・ゆめ牧場が隣接。泊る場所と近いと、安心して遊べます。
・都心からも近い。途中の買い物も便利。
×
・正規の料金だと、ちょっと古く感じられるトレーラーハウス。

-DATA-

場所:
千葉県香取郡下総町名木730
電話:
0476-96-1001
アクセス:
東関東自動車道成田ICより20分
料金:
トレーラーハウス 一人2100円(2月28日までの特別料金) 
場内施設:
・トレーラーハウス内 冷蔵庫、ソファーベッド、ベッド、ガスコンロ、水道
・キャンプ場内
屋根付き炊事場、水洗トイレ、売店、温水シャワー、洗濯機、乾燥機

ファーンデイル・キャンプ場

Jan. 8, 2001 忘我のビーチ・キャンプ

ファーンデイル・キャンプ場:イメージ1

ここのところマルボロ・サウンド(以下マルボロ)のレポートが続いているが、実は今回ご紹介するのもマルボロ。『パドリングレポートNo.90059006』のケネプル・サウンド(以下ケネプル)ツーリング中に発見した、『ファーンデイル・キャンプ場』(以下ファーンデイル)だ。ここも『キャンプレポート No.9001』のパリンガ湖キャンプ場(以下パリンガ湖)同様、まさしく穴場の名に相応しい隠れ名キャンプ場だ。

ファーンデイル・キャンプ場:イメージ2

ニュージーランド(以下NZ)のキャンプ場についてはパリンガ湖のレポート内で触れたのでそちらをご参照頂きたいのだが、今回のファーンデイルもパリンガ湖と同じくDOC管轄キャンプ場だ。パリンガ湖との最大の違いは、車ではアクセス出来ないという点。つまりここに来るには、ロング・ベイ・トラックと呼ばれるショート・トレッキングコースを歩くか、カヤック、モーターボートなどで海から上陸するしかないのだ。マルボロは海洋公園。せっかくだから、やはりここは1つ海路でアクセスしたい。

ファーンデイル・キャンプ場:イメージ3

料金はパリンガ湖と同様、1泊1人わずかNZ$5。2001年2月現在のレートだと、\300にもみたない。支払方法もパリンガ湖と同じシステム。設備は、煮沸などの処理を必要とする水道、トイレ、そしてベンチ、以上。ファイヤープレイスは設置されておらず、焚き火は禁止。空気の乾燥する夏季は、持参の焚き火台の使用はおろか、ガソリンストーブの使用さえ規制されてしまうので、焚き火を楽しむわけにはいかない。シャワーや電源は言うに及ばず、売店や管理人棟さえないので、豪華なオートキャンプ場しか体験した事のない方は、この素っ気無さに戸惑いを覚えるかもしれない。

ファーンデイル・キャンプ場:イメージ4

しかし、この眺めはどうだろう!透明度の高いマルボロ特有の藍い水のグラデーションは、まさに「絵に描いたような」という喩えが相応しい。砂利のビーチは、波が打ち寄せるたびに、甲高い独特の音を響かせる。そんな美しいビーチに座り込んでしまうと、そのまま目も耳も奪われたまま呆然と時が過ぎ去ってしまう。マルボロの中でも特に静かな海域であるこのケネプルは、非常にビーチの出来難い条件が揃っている場所。故にこの大きな美しいビーチの存在は、まさに奇跡的とさえいえる。これだけの素晴らしい海が目の前に横たわっていれば、質素な装備でも十分に堪能出来ると言うものだ。ここに大袈裟な装備を持ち込んで、下手に「貧相な別荘ゴッコ」などをやらかすのは、かえって無粋というものだろう。

ファーンデイル・キャンプ場:イメージ5

場外キャンプに慣れている私にすれば、トイレと水場とテーブルは、キャンプの生活文化レベルを恐ろしくアップさせてくれる三種の神器のような設備だ。野営のたびに水場を探したり、雉を撃つための茂みを物色したりするのも、また野外生活の醍醐味ではある。しかし水場やトイレの設備が整っていれば、非常にラクチンでありがたいのも事実。そして、野田知佑氏も書かれている通り、長いキャンプ生活をしていて一番恋しくなるのは、やっぱり椅子とテーブルなのである。素晴らしい自然環境とこの3つが揃っていれば、もう他には何もいらない。逆にいえば、これら以外のモノは、私にとっては値段を跳ね上げるだけの過剰設備である。

ファーンデイル・キャンプ場:イメージ7 ファーンデイル・キャンプ場:イメージ6

実はここには、すぐ隣りにもう1つビーチがある。この2つのビーチは干潮時には繋がってしまうが満潮になると岩場で隔てられてしまう。潮の高い時間帯にカヤックでその隣りのビーチに出かけてみた。見事な弧を描く小さく美しいこのビーチには、1本の巨木が聳えている。その隣りにもテーブルが設置してあり、海から訪れる人は満潮時でもピクニックを楽しめる。さらにその巨木の根元には、朽ち果てた往年のトラクターが半分砂に埋もれていた。今では農業の跡など全く伺えないのだが、おそらく数十年前までは開拓者が自然と闘っていたのだろう。保護地区となった今、農地はすっかり森に呑まれ、この鉄の農耕馬ももうじき砂に還る。実は『パドリングレポート No.9006』でご紹介した沈没船はここから数kmの所にある。朽ち果て行く真っ赤に錆びた鉄の固まりを、同じ日に2つ立て続けに目撃し、何やら妙に物哀しい気分になった。

パリンガ湖のレポートと重複するが、最後にNZでキャンプする際の注意事項を再述しておこう。
1) NZにはウルシのような要注意植物もほとんどないし、熊などの危険な大型哺乳類はいうに及ばず、毒蛇もいない。しかし、やはり厄介なモノの1つや2つはあるのが世の常。まずここで1番気をつけなくてはならないのが、サンド・フライと呼ばれる凶悪なブヨ。カユミは蚊の比ではないし、下手すると1ヶ月はカユミが治まらない。ベッドに入ると強烈なカユミに襲われて血が出るまでかきむしる羽目になり、本当に眠れなくなる。NZアウトドア旅行の際はまず真っ先に虫除けを入手されることを強くお薦めする。日本の虫除けは効かない。ここマルボロも例外ではない。
2)キャンプをしていると飛べない鳥ウェカだの、ポッサム(フクロギツネ)だの、山岳地帯だと大型のオウムのケアだの、荷物目当てに悪さをしに来る鳥や小動物が後を断たない。テントの外に食べ物を出しておくのは厳禁だし、テントの中に置いていたものの、布地に触れていたために夜中に外からテント地を食い破られてしまったという話も聞いている。朝起きたらテントに大穴が開いてて慌てたとか・・・。ご注意を。今回のマルボロの旅でも、ウェカとポッサムにはかなり悩まされた。
3)表示があるはずだが、DOC管轄のキャンプの場合、生水飲用不可の所が少なくない。見た目に綺麗だからと油断すると寄生虫にやられるので、指示に従う事。このファーンデイルを始めとするケネプル内のキャンプ場も、もちろん例外ではない。もちろん清冽に見える小川の水も同様。

-DATA-

場所:
・マルボロ・サウンド海洋公園 - ニュージーランド南島北端部マルボロ地方のリアス式海岸線で構成される、非常に美しい海洋公園。拠点はピクトン、ハヴロックなど。
・ケネプル・サウンド - 湖の海域を構成する2本の巨大入り江のうち、西側に位置するペローラス・サウンドの付け根付近から東に枝分かれした中規模の入り江。
・ファーンデイル・キャンプ場 - ケネプル・サウンド北岸ほぼ中央部のファーンデイル・シーニック・リザーヴにあるキャンプ場
予約:
不要。管理人の常駐しないキャンプ場なので、完全に早い者勝ち。テーブルやファイヤープレイスは数が限られているが、サイト数自体が限られている訳ではないので、余程のことがない限りテントを張るスペースは見つけられるはず。
交通:
・陸路 - ネルソンより国道6号線をブレナム方面へ。ハヴロックの町を過ぎたら、景観の美しい事で有名な『クィーン・シャーロット・ドライヴ』へ左折。途中、リンクウォーターの集落で『ケネプル・ロード』へ左折。そこからはひたすら海岸線を道なりに。途中から未舗装路になる。私は海路だったので所要時間は不明だが、おそらくネルソンから3時間はかかるだろう。
・海路 - シーカヤックならば『パドリングレポートNo.9005、9006』で触れたポーテージから出るのが便利。
料金:
・大人NZ$5.00
・子供NZ$2.50
(ともに2001年1月の時点の1泊1人あたりの値段)
駐車場:
なし
トイレ:
あり
釣り:
マルボロは釣りの名所。鯛、ブルーコッドなど。海釣りにライセンスは不要。
詳細情報:
DOCオフィシャルサイト(英語のみ)
http://www.doc.govt.nz/

新原(ミーバル)ビーチキャンプ

Dec.27-Jan.04, 2000-2001 カヌーに乗って天ぷらを買いに

新原(ミーバル)ビーチキャンプ:イメージ1

この冬沖縄本島南東海岸にシーカヤックに出かけた。北風の時期は一番静かな海のはずが何故か毎日東の向かい風。カヤックに乗るよりも陸にいる時間の方が圧倒的に多かった。「20度より下がったら寒いさネー。」集落唯一の商店のおばーは言うが、どうしてどうしてここまで歩くだけで汗ばんでいた。

新原(ミーバル)ビーチキャンプ:イメージ2

那覇のバスターミナルから1時間、760円で目的の新原ビーチに着く。私が乗ったのは手前の「百名」行きだったが、新原ビーチに行きたいと言うとそのまま送ってくれた。その後も何度か同じ事を経験したがそれがサービスなのか、それとも沖縄では当たり前のことなのかは最後まで判らなかった。

新原(ミーバル)ビーチキャンプ:イメージ3

キャンプサイトはバス停より北の浜でするように言われた。民家の近くでして迷惑をかける連中がいるらしい。しかしこの季節にキャンプする物好きは少ない。新原集落は海岸に沿って小さく、看板もない商店とグラスボートの待合いを兼ねたレストランが一軒。ほかは夏にだけ営業する店のようだ。さらに1km程歩くと最近観光スポットとして有名になった「浜辺の茶屋」がある。その店は潮が引くと取り残される岩の林立する海に臨み、いつも観光客で賑わっていた。

年末、予報ではぐずついた天気が続く。それでなくとも風が強いので岩陰の木の下にテントを張った。しかしあまり林に近づくとハブが怖い。風呂はある訳無いと思っていたら、山の上の国民年金休暇センターに温泉があることが分かった。そこまではバスで行くことができる。浴室に入ると正面に中城湾が広がる爽快な景色だ。800円と高く、温泉といっても内地のように成分表が飾ってあるわけでもないので?だが、生ビールも飲め昼寝もできる休憩所もあるのが嬉しい。

新原(ミーバル)ビーチキャンプ:イメージ4

少し離れた奥武島は橋で繋がれていてその袂には天ぷら屋がある。歩くよりカヤックで行った方が速い。サカナ、イカ、サヤマメ、ベニイモ、モズクどれでも一個 40円。おかずとして、おやつとして重宝した。またこの島の公衆便所は水洗で、新原ビーチの蚊の乱舞する汲み取りよりもずっと快適だ。帰りには浜辺の茶屋でお茶する。その隣が作家宮本亜門氏の家だそうだ。それとおぼしき人物がテラスで海を眺めていた。

新原(ミーバル)ビーチキャンプ:イメージ5

浜でおばーが貝を捕っていた。真っ白い親指の頭大のイソハマグリだ。引き潮時に波打ち際を探るように浅く掘れば良い。私も翌日挑戦したが1時間かかってやっと一個。言い訳ではなくここは少ない。沖縄の稲作発祥となった受水走水(うきんじゅはいんじゅ)までは歩いてすぐの距離。仲村渠樋川の湧水は山の斜面の畑を上がったところにある。石畳道がさらに上の集落まで続いている。畑を渡るサンシンの音、まるで「ナビーの恋」そのままの世界だった。

新原(ミーバル)ビーチキャンプ:イメージ6

ビーチはリーフに囲まれて遠浅の海が広がっている。その縁、新原から3km沖に無人島のコマカ島がある。カヤックで1時間程だが、知念村の海洋センターから渡し船も出ている。また志喜屋港の沖すぐのところにタマタ島、アドキ島がある。タマタ島は釣りの港ポイントらしく釣り人がたくさん渡しで取り付いていた。アドキ島は志喜屋から数10mで、干潮時には歩いて渡れそうだ。10日間の滞在中、テラワークスのカヤックツアーと合流し食事や酒とたいへんお世話になった。この場を借りてお礼を一言。

-DATA-

場所:
沖縄県 島尻郡 玉城村 新原ビーチ
交通:
那覇バスターミナルから39番バスで1時間、760円。
駐車場:
冬季は無料。繁忙期には有料(500円)となる。
トイレ:
有り、ただし汲み取り式。
その他:
・水は上のサトウキビ畑から流れる沢水だったので飲料水は民家からもらった。
・シャワー有料300円、しかし閉鎖されていたため詳しくは不明。
・集落の商店では缶詰やインスタントものしか手に入らない。
・国道331を玉城集落に向かう途中にコンビニあり。徒歩30分。
・奥武島(徒歩1時間)まで行くと大抵そろう。
・コマカ島渡船:往復2500円 グラスボート:1500円
・国民休暇センター:入浴料800円 生ビール500円 新原からバス210円。
・浜辺の茶屋にレンタルカヤック、1時間700円。
・大きな荷物(カヤック)はあらかじめ佐敷町のクロネコヤマトに送っておき、電話でビーチに届けてもらった。(荷物を送る前に確認のこと)

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